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2019.7.30. わがまちのお茶で一休み京田辺っ子

令和初!                      


今年も7月30日(火)に『わがまちの お茶で一休み 京田辺っ子』

が開催されました。

10時30分までに会場のMAIKO茶(ティー)ブティックへ集合。

受付を済ませたら、席について始まるのを待ちます。

席には、本日のスケジュールと『宇治茶大好き』という本、そしてまちがい探しが置かれています。はじまるまで、まちがい探しを解いたり本を開いてみたりしました。



さぁ、イベントがはじまります。  

最初にすきなまち京田辺塾の鈴木理事長から挨拶。

『京田辺は玉露をはじめとする宇治茶が特産です。今日はそのお茶のことを学び、お茶の飲み比べや抹茶アートを体験し、お茶っ葉を使ったおにぎりも食べてみます。どうぞわがまちのお茶のことをもっと知って、そしてわがまち京田辺をもっともっと好きになってください。』

ここからは、MAIKO茶(ティー)ブティック店長の杉田先生がお茶のことをいろいろ教えてくださいます。

教科書は、おいてあった『宇治茶大好き』の本。

宇治茶が作られているところ、お茶はいつごろから作られたか、京田辺ではどんなふうに作られているのか、などいろいろ教えていただきました。








お茶のお勉強をした後は、実際にお茶を飲んでみます。

まず玉露を自分たちで入れてみます。

用意してあるのは、玉露のはいったお急須。湯さまし。ゆのみ茶碗。煎茶の入ったお急須。そしてポットに入ったお湯。


ここで杉田先生から質問です。

用意している二つのお急須、どこが違うかわかりますか?


そう、玉露のお急須には取手がついていません。なぜでしょう?

玉露は、40℃くらいに(人肌(ひとはだ)程度)お湯を冷ましてから注ぐので、持っても熱くないため取っ手がなくても大丈夫だからです。

それでは、玉露を入れてみましょう。湯さましで人肌くらいに冷めたお湯を、玉露の入ったお急須にゆっくり静かに注ぎ入れます。

お湯をいれるときは玉露の葉っぱにまんべんなく回しかけるようにし、葉がひたひたにつかる程度まで入れます。 本当はお湯を入れたら、ふたをして待ちますが、今日は玉露の葉がゆっくり開いてきて、色も深緑から少し鮮やかな緑になるのを見るため、ふたを開けたまま飲み頃を待ちました。

飲み頃になったら、ゆのみ茶わんにほんの少しづつ順番に入れてゆきます。まだお急須に残っているお茶を、今度は一巡目に入れた最後のゆのみから反対の順番に注いでゆきます。これは、お茶の濃さを同じようにするためだそうです。




玉露の味はどうだったかな?  

苦くて、ほんのり甘みも。。ちょっと大人の味だなぁ・・・。そうそう、お茶の苦いというのは『しぶい』というそうです。しぶいと言えたらちょっと大人になった気分。

つづいて、煎茶を飲み比べ。煎茶は熱めのお湯で入れるので、やけどしないように注意して入れて飲んでみます。湯のみにそそぐときは玉露の時のように順番にそそいでいきます。煎茶もちょっぴりしぶかったよね。

その次に綺麗な緑色のお茶と茶色のお茶が出てきました。

まず緑色のお茶、水出し玉露をいただいてみます。水出し玉露玉露を氷水でいれるそうです。 『ん? 冷たい玉露は飲みやすくておいしい』って思ったね。同じお茶でもこんなに味が違うって知ったよね。

そして色の茶色いお茶。ほうじ茶。これも香ばしくって飲みやすかったね。











一番好きだと思ったのはどのお茶だったかな。。。飲むときの気候(きこう)や体調(たいちょう)や気分とか、同じお茶でもおいしさの感じ方が変わることもあるみたい。おうちでもお急須で入れて飲んでみたくなったよね。

飲み比べの最後は抹茶。 

抹茶は、抹茶アート

体験しながら頂きます。

舞妓の茶のスタッフの方がしっかり泡立ててくれた抹茶の上に、箸(はし)を使って濃い抹茶で絵を書いていきます。失敗しても、泡の部分をそっと茶筅(ちゃせん)でかき混ぜれば元通りになるので、書き直しもできるし、何回でもチャレンジできます。






これが一番楽しかった!


抹茶アートを楽しんだ後は、抹茶をいただいてみます。ちょっと苦かった・・・じゃなくて、しぶかったよね。どうしても苦くてダメだったお友達は、おうちではすこーしお砂糖を入れて挑戦してみてね。

さて、会場はクイズ大会にうつります。

京田辺のクイズやなぞなぞなどで、盛りあがりました。

いっぱい正解できたかな?  京田辺クイズの方では、わがまちのこと、ちょっぴり詳しくなってくれたかな?

お昼をまわって、みんなお腹もすいてきて・・・

あっ、おむすびがでてきた!  あれ? ご飯に緑色のものが混ざってる。 そう、これは最初にいただいた玉露のお急須に残ってた葉っぱ。その玉露の葉っぱを、炊き立てご飯に混ぜて作った玉露おむすび。 お皿には、一緒に≪抹茶塩≫も載せられていました。おむすびはそのままでも、抹茶塩をほんの少しつけて食べても美味しい。 わかめご飯みたいって言ったお友達もいました。 お茶葉入りおむすび、本当に美味しかったね。

これで今日のお茶の研究はすべて終了。お茶のこと、前より好きになりましたか?

最後に自由研究に参加してしっかり学んでくれたお友達に『子供茶むりえ認定証』が一人づつ授与されました。


参加してくれたお友達やお母さま方、お疲れ様でした。

皆さんのご協力で本日のイベント大成功!

こんなすばらしいお茶をつくってるわがまちのこと、もっと好きになったかな?

お友達にもお茶のお話しや京田辺の自慢をどんどんしてくださいね。


ところで、

毎年、みんなにとてもわかりやすく楽しく指導してくれた杉田店長、なんとなんと今年で先生をして頂くのが最後になってしまいました。

えー!?  そんなのないようー!!

でもね、杉田先生は

パンパカパーン🎉 ご結婚されるので、舞妓ティーブティックをご退職されるのです。おめでとうございます。おしあわせに♡♡♡♡ (幸せを祈ってハートを”4”合わせしました。)




そして、えー?じゃぁ来年からはもう『わがまちのお茶で一休み京田辺っ子』はなくなるの~? と心配してくれた人、ご安心を。

杉田店長が来年から先生をしてくれる方にちゃーんと引継してくれてます。

本日もお世話頂いたMAIKOティーブティック杉田店長、スタッフの皆様、とても素晴らしい体験の場を持たせていただきましたことを心より感謝いたします。

そして、本日のこのイベントにかかわってくださったすべての皆様、ありがとうございました。

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