2024たなフェス能舞台、多くのご観覧ありがとうございました
- sukimachi2015
- 2024年11月12日
- 読了時間: 3分

11/3(日)KYOUTANABE FESTIVAL 2024
TANAFES '24
大盛況でしたね。
心配された前日の雨なんて何のその、当日は空の青さも鮮やかな秋晴れになりましたね。皆様もお出かけになりましたか~?
たなフェスが第3回ならば、たなフェス能舞台も3回目、無事に第3回たなフェス能舞台を持つことができました。
わがまち京田辺こそが能楽発祥の地なんだという説を周知してゆきたいという思いで始めたたなフェス能舞台。
中央公民館での一番最初の演目に当たってしまい、見に来て頂けるかなぁと心配していましたが、立ち見の方もいらっしゃるほどに多くの方に来て頂き嬉しいかぎりでした。(違う演目を見に行ったついでだけだよ・・なんてご意見は、この際無視させて頂きます。(笑))
ご観覧頂きました皆様と、そして何より第一回目からご協力頂いている同志社大学・能楽部観世会のメンバーの方には心よりお礼申し上げます。

ではでは、当日の舞台の様子を報告させて頂きます。
まずはすきなまち京田辺塾の新理事長・林敢太よりご挨拶。
すきなまち京田辺塾は、皆様に京田辺の魅力を発信しもっともっとわがまちのことを知り、もっともっとわがまちに誇りを持って頂きたいという思いで活動していること。今日の能舞台はその一つの活動であることを告げていよいよ能舞台へ。
演目は3番。
最初の演目は今年度の観世会代表の八巻太一さんがシテを務めての『田村キリ』

ステージ下には演目の簡単な説明と謡の台詞を映し出しました。

続いて紅一点、駿地奏慧さんがシテを務めての『女郎花キリ』


最後は前川拓斗さんがシテを務めての『庭上梅キリ』


地謡を務めてくれたのは稲垣宏祐さん、森本遼さん。
演目『キリ』とついているのは、その能の最後の部分を指していて、強い感じで舞うことの多い部分です。
たなフェスでは時間の制限もあること、そして短い時間でより見所のある部分を見て頂こうとの思いを告げて、観世会の皆さんに演目を選んで演じていただきました。

舞の後は観世会の皆さんの謡の時とは違う普段の声も聞かせてもらいました。
今回はさわりの部分だけでしたが、能面や豪華な装束をつけての舞も近々みれるとのこと。
同志社EVE能
2024年11月28日(木)10時~17時
京都観世会館
同志社大学の能楽部4会(観世会、宝生会、金剛会、狂言会)合同で開催される舞台だそうです。本格的な能楽堂の佇まいや舞台に華を添えられる能囃子、囃子の掛け声も体験してみて下さい。料金は無料! 講演時間内の途中入場、途中退場も自由だそうです。
能楽発祥のまち京田辺に住む私たちとしては、身近なところからどんどん日本の伝統文化である能にも接してゆきたいですね。是非足を運んであげて下さいね~。

本日演じて頂いた観世会の皆さんは、ご来場の皆さんの盛大な拍手で舞台袖へ・・・。
最後にすきなまち京田辺塾の橋本善之より本日のお礼と締めのご挨拶。
すきなまち京田辺塾は、今後もわがまちの素晴らしいところをどんどん発信してゆきます。
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