SDGsってご存知ですか?

『Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)』 略して、エス・ディー・ジーズと読みます。
2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟国193ヶ国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
(国連の壁のプロジェクトマッピング)
17の大きな目標と、それを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
SDGsの17の大きな目標は



田辺中学では、この17の目標に沿って、1年生に、社会のいろいろの組織や団体の方たちからお話を聞く授業を推進されています。
すきなまち京田辺塾でもこの依頼を受け、僭越ながら生徒のみなさんにお話させて頂くという大役を務めてまいりました。

すきなまち京田辺塾が仰せ付かったのは、11番目の『住み続けられるまちづくり』。
NPO法人という組織で私たちがどんなことをしているのかを伝えた後、それがわがまち京田辺をみんながもっともっと好きになって、ずーっと住み続けてゆきたいと思えるまちづくりになるんだという我々のポリシーであることを優しく分かりやすく(多分・・(笑))伝えて本題に入ってゆきました。
私たちのまち京田辺のいい(好きな)ところって?
生徒さんたちは4人ほどのグループに分かれ、それぞれのグループで『京田辺の良いところ』を話し合って列挙してもらい、グループの代表に発表してもらいました。
主な意見としては

☆交通の便の良さ。京都・大阪・奈良といった都会に行きやすい。
☆歴史や文化がある。
☆自然が多い。緑が多い。
☆お茶(玉露)の産地。日本遺産第1号に認定された。
☆学校・病院・駅などが多い。
・・・・・etc.

私たちのまち京田辺の問題なところって?
☆道が狭い。
☆流行の店などが少ない。
☆お年寄りの人に住みづらい地域がある。(交通の便などで)
☆田んぼや自然が多いことでの弊害もある。(蛙等の騒音。臭い。面白味の無さ。)
・・・etc.
では、私たちはこれからどうしたらいいの?
良いところ・問題なところがわかれば、良いところはもっと伸ばして増やすようにする。問題なところは解消していくようにする。日々の暮らしの中で、よいところ・好きなところだけでなく、問題なところ・嫌なところを自分で感じることが大切です。そしていいところ・好きなところを増やしていけば住み続けられるまちづくりになってゆきます。
本当は生徒の皆さんに考えてもらい、皆さんの意見を発表してもらいたかったのですが、45分の授業の中でタイムリミットとなってきたため、まとめはこちらで。
好きの反対は何でしょう。 嫌い・・かな? いいえ、違うんです。好きの反対は無関心。私たちの町をずーっと住み続けたいまちにするために、あなた自身を、家族を、友達を、そしてわがまち京田辺をもっともっと好きになってください。
むしろ私たちの方が勉強させていただく、とても良い体験をさせて頂きました。
生徒さんたちの素晴らしい未来のためにも、我々の明るい老後のためにも(笑)、わがまちにそれぞれが関心を持って生活していかなくてはなりませんね。
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