とってもとっても凄~いバスに乗車してしまいました!
バスの外装ラッピングもいつもと違うものだったのですが、中に入ったらもっともっと驚きですよ!
京都京阪バスのお茶バスだそうです。
興味津々に京都京阪バスさんの本社に伺ってお話を聞いてきました。
実はこのお茶バス、常時走っているバスではありません。
通常は、12/10(日)迄の期間限定で土・日・祝のみ、京阪宇治駅から宇治田原奥山田正寿院口や茶屋村のほうへ運行しているバスで、京都京阪バスさんでも1台しかないバスだそうです。
そのバスが平日の路線バスでたまーに運行されることがあるそうで、でも路線走行の方ではめったにお目にかかれることはないようです。
ましてや、わがまち京田辺でお目にかかれるなぁ~んてことは本当にレアなことだそう。
京田辺でこのバスにのれたら、超ラッキーなんですよ!!
中の様子はというと・・・
びっくりしますよね。
振り返った乗車口は和風の格子窓。
座席はお茶の色、グリーン。
降車ボタンや
手すりポールも
和の仕様。
一瞬乗るバス間違えた?・・って焦っちゃいます。
後ろの方には、ハート型の窓があります。
そうそう、これってSNSで話題になった宇治田原・正寿院さんの猪目窓!
建築装飾の猪目(いのめ)は災いを除き福を招く意が込められているそう。
このバスに乗車したら幸せになれちゃいそう♡
この窓のところの座席は、
なんとなんとお茶室を思わせる対面式の
座席になってます。
後ろのお茶の掛け軸も丸窓も行灯(あんどん)も雰囲気を盛り上げています。
バス前方には茶壺も飾ってありました。
京田辺でこのバスにお目にかかるためには、
京都京阪バスなのでその路線、新田辺から宇治田原方面へ行くバス路線のみであること。
しかも、路線バスでは決まった運行があるわけでなく、さらにあらかじめ時間やルートも決まってないとのこと。バスの運行の都合で走行することがある程度だとか。
本当に出会うのは超レアな事のようです。
でも、土日祝に京田辺から宇治田原にむかい、土日祝運行の宇治茶バスにつなげてなら乗車できるので、秋~初冬の休日にジモトリップを楽しむ・・・なんていうのはいかがですか?
例えば、
新田辺10:37発の緑苑坂ゆきに乗車 → 維中前11:06着で下車 ここでバスを乗り換え
維中前11:37発の宇治茶バス乗車 → 宇治田原郵便局前11:42着で下車
このバス停から徒歩約5分のあたりに『宗円交遊庵やんたん』があり、
さらにその先徒歩15分の所に『永谷宗円生家』があります。この2カ所を見学。
永谷宗円生家そばには茶宗明神社もあるのでそちらのお参りもいいですね。
土日なら『交遊庵やんたん』でランチやスイーツも食べられるみたいです。
宇治田原郵便局前14:04発宇治茶バス乗車 → 奥山田正寿院口14:12着で下車
正寿院はバス停から徒歩約15分。話題になった風鈴祭りは終わっていますが、
猪目窓や160枚の天井絵に癒やされてくださいね。
このあとは帰りに向かいます。
奥山田正寿院口15:55発宇治茶バス乗車 → 郷ノ口16:14着で下車 バス乗り換え
こちらにはJAの直売所宇治茶の郷もあるのでのぞいてみるのもいいですよ。
郷ノ口16:32発の新田辺行きに乗車 → 新田辺16:58着 お疲れ様でしたー。
一つの案を記載してみましたが、実際にいかれる際にはご自身で時刻表の確認をお願いいたしますね。 m(_ _)m
ご参考になればと、フライヤーにでて
いる時刻表部分も抜粋しておきます。
バスの乗降が多い場合には1日乗車券が
おすすめです。
京田辺からの京都京阪バスの時刻表は載っていませんでしたので、
京阪グループバスナビでのご確認をよろしくお願いいたします。
写真等につきましては、京都京阪バスホームページ
やフライヤー,リーフレットなどから使用させて頂い
ています。(_ _)
宇治からだと、
別途宇治やんたんライナーもあるそうです。
そちらは復刻バスというのもあり人気だとか。
往復のどちらかを宇治経由でのトリップ・・というのもまた良いかもしれませんね。
京都京阪バスさんでは、バスフェスタのような催しにお茶バスを展示されることもあるようですよ。また、バスの上手な乗り方などの講習をされることもあるそう。
そして、そういうときに京都京阪バスのペーパークラフトを配ってくれる事もあるそうなんですよ。今回、なんと! すきなまち京田辺塾 行きのペーパークラフトを作成して待っていてくださいました。 感激でーす!!
早速作りました!
すきなまち京田辺塾 行きのバスでーす
最後に、
公共交通、特にバスは本当に大切な住民の足です。
でも、乗る人が一定数いないとバスは運行できなくなるのが必然。
路線がなくなったり、便数がものすごく減ってから慌ててもどうしようもできないのです。
今必要ないから・・ではなく、将来も今ある路線のバスの運行がなくならないために、
バスに乗れる機会には是非是非バスへの乗車を心がけてほしいなと思います。
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